「和洋折衷の家」完成見学会、無事終了しました。
三重県菰野町モデルハウス「和洋折衷の家」完成見学会、無事に終了いたしました。
数日にわたりたくさんの方にお越し頂きどうもありがとうございました!
ご来場頂いた方にはアンケートをお願いしていたんですが、全員に「期待以上だった」とのご回答を頂き、トータルアシストプランの堤さんと喜びを分かち合いました。
「和洋折衷の家」は設計・施工をトータルアシストプラン堤さんが担当し、企画・デザインを僕が担当した「TAP×GreeQue」のコラボ作品です。
これは和洋折衷をテーマに、間取りから金物一つに至るまで徹底的にこだわった規格住宅ですが、この複雑で美しい入母屋屋根や凜とした座敷は、数寄屋の専門家である堤さんならではの設計です。
このタイミングで堤さんとタッグを組めたことは本当にありがたく、おかげで第一作目にして僕が思い描いている理想の家をあっさりと実現できてしまいました。
いや、あっさりではないか…
そこにはお互いに8ヶ月の苦闘がありましたが、でもまあ終わってみれば、素晴らしい家ができてほんとに良かった、という思いです。たくさんの偶然が重なって、この作品を世に送り出すことができた。これは堤さんと僕の共通認識です。
ご来場頂いた方が皆さん「期待以上だった」ということは、家が良かったのか、それともインスタなどのビジュアル情報が悪かったのか、と堤さんと喋っていましたが、たぶん、空気感を肌で感じてもらったからかも? という結論になりました。
この家は柱にしろ床にしろ天井にしろドアにしろ、すべての素材が本物です。工場で作られた大量生産品は使っていません。職人が、人の手が、自然の素材を使って一つ一つ作り出したものばかりです。
そんな素材に囲まれると、ものすごい雰囲気が出る。そして人はどこか落ち着くんじゃないか。そんな話を、完成見学会の一日が終わった雨の日の、薄暗くなっていくこの家のリビングで話し合っていました。
実際、その時の僕らは暗めの照明の下でなんとも言えない居心地の良さを感じていました。夜が来て、もう帰ってもいい頃合いなのに、いつまでもここで話していたいような気分でした。
僕たちがつくったのはそんな家です。
「新築なのに、良い意味で新築じゃないみたい」
見学会でそんなお言葉を頂き、僕はとても嬉しく思いました。
僕たちのこだわりが「空気感」にまで昇華したこの家は、やっぱり来て頂かないと分かりません。
ぜひ皆さん一度お越しになって、本物の素材が醸し出す雰囲気を味わってみてください。
見学会は毎月開催される予定です。
詳しくはTAPさんのホームページにてご確認ください。